グウィノール年代記

 

キャラクター



メル(メルグリナ)                   下町育ちの貧しい少女。

 小柄、黒髪に黒い瞳。《呪肉の徴》を持つという秘密がある。頭は良く、物覚えが早い。

性格は一途。生来まっすぐな気性であるために、折り曲げられても折れることはない。逆境を自力で撥ね返す力と強さを持っている。一途で、何かひとつのことを信じると、とことん信じる。諦めることが嫌い。



アラストリナ・ハイマナシー    ダルモリカ大公の姪。

 豊かな亜麻色の髪、白い肌、澄んだ空色の瞳。やや面長、悪戯っぽい笑みを浮かべたピンクの薄い唇。その振るまいから『うつけ姫』、『じゃじゃ馬姫』などとと呼ばれる。

《呪肉の徴》を持つという秘密がある。幼時から隠し事を強いられ、自分という存在に疑問を持つ。与えられる情報を素直に呑み込むことはしない。その裏、「本当は?」を常に考えるようになった。「本当のこと」を知るためには多くの情報源を持たねばならないことも学んだ。そのことは彼女を思慮深くはしたが、同時に自己否定的な皮肉屋という側面を育てた。そのためアラストリナの考え方は柔軟であるが、何かを強く信じることが出来ない。



ダルシベラ・クロノード  アラストリナの従姉妹。

 女神のような美貌と狂気を併せ持つ姫。 波打つように豊かな金髪、蜂蜜色の潤んだ瞳、白い肌、薔薇色の頬とつややかな唇。幼時よりアラストリナに対し深い嫉妬と憎悪を抱き、アラストリナを惨殺する夢想に繰り返し耽る。



ブリュニエ・ゼクサウア  カシェンドン大公家の末の姫。

 クリーム色の肌、鮮やかな赤毛、海のように深い青色の瞳で雀斑がある。分析的な性格で聡明なのだが、自分自身へのコンプレックスのためそれを生かせずにいる。母に愛されなかったのは自分が不細工な娘だからと信じているが、それほど不美人なわけではない。父大公は娘に無関心だったため、或る意味ひとりで生きていた。自分を愛せない。兄シュピールに対しては自分と同じゼクサウア家の余計者としての親近感を抱いている。そして美しい兄への強い思慕の情も。



トレガー・ディオレイド貧乏豪士。代筆で身を立てている。メルの読み書きの師匠


ガウアー     遺物探し。

 常に陽気に笑っているがグウィノール帝国の遺物の呪いのためいつ死ぬか分からない身。


ルシアス         吟遊詩人。

 素晴らしい声と歌の魔法の持ち主だが、空言ばかり言うので誰にも信用されない。ポプラの木のように背が高く、若葉の緑の眼と枯れ葉色の髪。


ローム 《青海月楼》の楼主。《呪肉》を持つ。《眼遣い》

イスラ 《青海月楼》の名妓。褐色の肌に白髪の美女。《呪肉》を持つ。《唇遣い》

フィンバール  居酒屋《ウトラの乳房》亭あるじ。


ジャーミン・オヒーア    かつての帝都イドローンに住み着いた学者。元豪士。

《おふくろさま》      イドローンを護る存在

イーアイ         真性グウィノール人の血を引く《帝国の裔》

ソール         ヨグムント人の放浪者

シル           《帝国の裔》の少年


パーシュタン        カシェンドンから来た魔法師。素性は謎。

スイヴナ      町の魔法師。ガウアーの得意先。《甦骸》の術を遣う。



オルウィナ         アラストリナの伯母、ダルシベラの母親。

 超肥満で容貌魁偉。ハイマナシー家に時折現れる性格異常者。極端な自己中心主義で欲望の塊。


フロリス・ハイマナシー   アラストリナの父。公弟

クリモス・ハイマナシー      アラストリナの伯父。ダルモリカ大公

ダンテス・ハイマナシー   アラストリナの兄

ギルクリス・ハイマナシー  アラストリナの兄



ブリュール・ゼクサウア カシェンドン大公ブリュール三世。傲慢な支配者。

小ブリュール     ブリュール三世の息子。カシェンドン公太子。父に似る。

シュピール        ブリュール三世と愛人の間の子。絶世の美男だが病弱。



*その他

リオン  メルの幼なじみ。

ベルタ     メルの伯母

フランセラ     メルの同僚の侍女

 
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