モンスターズ・イン・パラダイス

「仕方ないんじゃない?  

 誰だってヴァムピールとなんか仕事したくないんだから」

                        by Kurt V.Westenra

表紙とイラスト 山田睦月

たとえ楽園でなくても生きていく。この街で。この世界で。

 


登場人物



*ジョエル・H・ホープ

 ブルームフィールド市犯罪捜査局捜査課風紀係の新米捜査官。人間


*カート・V・ウェステンラ

 ブルームフィールド市犯罪捜査局捜査課風紀係の特別捜査官。ヴァムピール



*エポナ・C・ピュージー

 映画女優。セントール


*トリストラム・C・ピュージー

 エポナの兄。芸術家。セントール


*レオニダス・S・パンテレオン

 《獅子神殿》の主。カートの友人。スフィンクス


*エルモーライ・H・ギレリス

 レオニダスの同居人


*ミリシャ・V・キンスキー

 《獅子神殿》のメイド


*オーブレイ・V・デヴロー

弁護士。《デヴロー法律事務所》所長


Dr.フェル・V・チェイニー

 市立病院の医者。カートの主治医


*ラリー・H・パーカー

 風紀係捜査官


*フレディ・H・ムーニー

 風紀係捜査官。パーカーの相棒


*クリスピン・V・ドレイク

 《十字路(カーファクス)》亭マスター


*サブリナ

 《十字路》亭のウェイトレス



*ポーディー

 《十字路》亭のドアガール兼残飯整理係。ハーピー



*ハンク

《十字路》亭のシェフ。ミノタウロス


*ハーマン

《十字路》亭用心棒兼雑用係。オーグル


volume. 3

volume. 2

volume. 1

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アイオニア連邦——そこは1920年代のアメリカとよく似た世界。

大都市には高層ビルが建ち並び、自動車が普及しはじめ、

空にはプロペラ機や飛行船が行き交う。

ただ一つの違いは、この世界の大都市には人間と共に

数多くの“神話的人類”が棲んでいたこと。

スフィンクス、マーメイド、セントール、ミノタウロス……

彼らの多くはスラムの住人となり、大都会の片隅で

細々と暮らしをたてていた……




これは“神話的人類”差別と闘うヴァムピールと人間の

犯罪捜査官の物語である

“血は熱く流れる”

“サークル・サウスの昼と夜”



ISBN-10: 4403541259

ISBN-13: 978-4403541254

“32分の一のサイレン”

“赤革の手帳”

“クリームソーダ・ウォーズ”

ISBN-10: 440354116X

ISBN-13: 978-4403541162

“獅子神殿の主”

“月下の蹄”

“お返しは倍で”

ISBN-10: 4403541097

ISBN-13: 978-4403541094

 
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